無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 尾瀬守る大切さ学ぶ 3県59人 子どもサミット開幕
2017/08/02掲載
開会式に臨む本県の児童生徒
開会式に臨む本県の児童生徒
 尾瀬国立公園のある群馬、福島、新潟3県の小中学生が自然を守る大切さを学ぶ「尾瀬子どもサミット」(県、県教委など主催)が1日、福島県檜枝岐村の尾瀬沼ヒュッテを拠点に開幕した。小学5年〜中学3年の計59人が3泊4日の日程で活動する。
 本県の参加者20人は一ノ瀬休憩所から約3時間、雨の中を歩いて尾瀬沼ヒュッテに到着した。尾瀬沼ビジターセンターで開かれた開会式で、サミット本部長の福島県教育庁義務教育課主幹の林和樹さん(56)が「尾瀬の自然をたくさん味わい、たくさんの友達をつくってほしい」と呼び掛けた。
 夕食後、児童生徒は尾瀬や山小屋でのマナーを学んだ。水上中1年の高橋彩乃さん(12)は「尾瀬がたくさんのルールで守られていることが分かった。期間中は動物や植物の生態系を調べたい」と目標を掲げた。2日は尾瀬沼周辺で6班に分かれて自然観察する。