尾瀬入山緩和へ　24日から低公害車　片品・大清水―一ノ瀬間

　尾瀬国立公園の特定入山口の集中緩和などを目的に、片品村の大清水―一ノ瀬間（約３キロ）で24日、今年で３年目となる低公害車両の営業運行が始まる。地元タクシー会社などが30分間隔で定時運行する。
　本県から尾瀬沼方面へ向かう登山客に人気のルートで、徒歩だと約１時間の道のりを15分程度で結ぶ。大清水の始発は午前５時、最終は午後４時、一ノ瀬の始発は午前７時半、最終は午後４時半を予定している。
　回遊型、滞在型の利用促進に向け、社会実験を経て２０１５年度から低公害車両が運行されている。
　10月15日まで。８月14日〜９月８日の平日と10月10日以降は大清水の始発が午前７時半、最終が午後３時、一ノ瀬の始発が午前８時、最終が午後３時半。運賃は大人７００円、子ども３５０円。問い合わせは県尾瀬保全推進室（?０２７・２２６・２８８１）へ。