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 《尾瀬国立公園10年》自然守る強い味方 特別会員に13社 保護財団「友の会」
2017/04/19掲載
特別会員の任命書を手にする角田専務(左)と須藤部長
特別会員の任命書を手にする角田専務(左)と須藤部長
 尾瀬国立公園の分離・独立から8月で10年となるのを機に、尾瀬保護財団(理事長・大沢正明知事)は、財団の活動に賛同する個人・団体による「友の会」の新たな枠組みとして、特別会員制度を創設、18日までに13社を任命した。財政的な支援の継続に加え、尾瀬の豊かな自然を守る活動などに協力してもらい、環境保全に対する県民の関心を高める。

◎継続的な貢献評価
 30万円以上の寄付を3年継続するなど、貢献度の大きい企業を理事会で選んだ。特別会員の期間は4月〜2020年3月の3年間。寄付の継続で財政を支えてもらう代わりに、毎年8月の尾瀬サミットに参加して発言する機会を付与する。
 県庁で同日開かれた任命式に、13社を代表して群馬銀行の角田尚夫専務が出席し、須藤雅紀県環境森林部長から任命書を受け取った。
 同行は、片品村の尾瀬支店新築移転(昨年12月)に合わせ、「尾瀬に行こう!キャンペーン」を3月まで展開。角田専務は、村内で使える宿泊券を当選者に贈るキャンペーン内容を説明し「入山者の増加につながることを期待している」と述べた。
 須藤部長は「今後も特別会員を増やし、支援の輪を広げたい」と話した。

【「友の会」特別会員】 
アサヒビール、アセットマネジメントOne、糸井商事、エコ計画、共和工業、群馬銀行、セーブオン、第四銀行、第四証券、東邦銀行、福島銀行、水上高原リゾート、明治(五十音順)