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尾瀬で環境保全学ぶ 子どもサミット 3県60人参加で開幕
2016/7/27掲載
尾瀬国立公園のある群馬、福島、新潟の3県の子どもが集う「尾瀬子どもサミット」が26日、片品村戸倉の至仏山荘周辺をメイン会場に始まった。各県から小学5年〜中学3年の児童生徒が20人ずつ参加し、3泊4日の日程で、自然観察や生態系の保護活動を通じて環境保全について学ぶ。
本県の参加者20人は鳩待峠口から約1時間半、雨の中を歩いて至仏山荘に到着した。尾瀬山の鼻ビジターセンターでの開会式で、サミット本部長の堀越正史・県尾瀬保全推進室長が「尾瀬の自然の中で他県の仲間と力を合わせてたくさんのことを学んでほしい」とあいさつした。 その後、児童生徒は班に分かれて自己紹介し、役割分担を決めた。夕食後は散策の際のルールを学び、4日間の活動目標をまとめた。 2班副班長の掛川珠梨さん(上野中1年)は「植物と動物がどのように関わりあっているのか学びたい」と話し、成田颯(そう)君(長野原北軽井沢小5年)は「ここでしか見られない植物が見られるのが楽しみ」と声を弾ませた。 27日は尾瀬ケ原でフィールド活動をする。 |