民間駐車場１カ所に集約　尾瀬・鳩待峠口

　尾瀬国立公園で県が取り組む環境整備事業で、鳩待峠口（片品村）に２カ所あった民間駐車場が本年度から、１カ所に集約される。県補助による第２駐車場の拡張工事が近く終わる予定で、22日にも運用を開始。鳩待峠口に面した第１駐車場は閉鎖となり、今後は植樹などの緑地化が計画されている。
　静かで落ち着いた入山口を整備し、尾瀬の魅力を高める事業の一環。第１駐車場の60台分を移す形で２０１４年度に始まり、拡張後の第２駐車場は最大１６０台分のスペースを確保する。５月下旬〜10月上旬のシーズン中は周辺道路でマイカー規制が行われるが、マイクロバスやタクシーは通行できる。