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「きれいな景色守るぞ」 尾瀬子どもサミット 野外活動の成果発表
2014/08/01掲載
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尾瀬で学んだことを発表する子どもたち |
尾瀬国立公園のある群馬と福島、新潟の3県の子どもたちが集う「尾瀬子どもサミット」3日目の31日、小中学生は前日に引き続き6班に分かれて尾瀬沼周辺でフィールド活動をした後、学習した尾瀬の動植物や自然保護の取り組みについてまとめ、班ごとに成果を発表した。
尾瀬沼ビジターセンター(福島県桧枝岐村)で行われた発表会で、自然を守る取り組みを調べた2班は、尾瀬沼周辺に整備されている木道を中心に取り上げ、利用者が注意すべきポイントを説明した。山口翔大(しょうた)君(太田旭小6年)は「自然と人間が上手に関わる方法を学べた。これからも生き物のバランスを考え、環境を守る仕組みを考えていきたい」と話した。
白砂田代や沼尻平で自然観察をした5班は印象に残った動植物をランキング形式で披露。クイズを出題したり、効果音を使って会場を盛り上げた。小林大介君(長野原応桑小6年)は「尾瀬は昔から多くの人が命懸けで守ってきた場所だということを知った。次に訪れた時も、このきれいな景色を保ちたい」と力を込めた。
最終日の1日は、県庁で大沢正明知事へ活動報告をする。
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