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動植物や自然保護学習 尾瀬子どもサミット 6班に分かれ野外活動
2014/07/31掲載
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尾瀬沼周辺でフィールド活動をする子どもたち |
尾瀬国立公園のある群馬と福島、新潟の3県の子どもたちが集う「尾瀬子どもサミット」の2日目は30日、尾瀬沼周辺でフィールド活動に取り組み、湿原の動植物や自然保護活動を学んだ。
59人の子どもたちが6班に分かれ、「尾瀬の自然を守るための工夫を学ぶ」「尾瀬の 自然を学ぶ」の二つのテーマで調査 学習。尾瀬沼ビジターセンター職員らの案内で同沼周辺を歩いた。
自然保護の取り組みをテーマにした1班は、草花の名前や特徴、尾瀬を歩くときのマナーなどの説明を受けながら散策。尾瀬の自然保護の歴史や、ニッコウキスゲがシカの食害を受けていることなどの説明を受けた。
トイレなどの排水を浄化する処理施設も見学し、処理された水はパイプで尾瀬の外へ、汚泥は乾燥させてヘリコプターで運び出すことなどを学んだ。熱心にメモやスケッチをしていた小沢孝次郎君(太田韮川小5年)は「自然を守るためにたくさんの工夫と多くの人の努力があることが分かった。水をきれいに使ったり、ごみを拾ったりしながら環境に意識して活動を続けたい」と話した。
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