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貴重な湿原守ろう 尾瀬ケ原でエコツアー 親子が保全活動学ぶ
2014/07/25掲載
尾瀬の環境保全活動を学ぶ「第8回親子で行こう 尾瀬体験エコツアー」(アサヒビール群馬支社主催)が23日、尾瀬国立公園の尾瀬ケ原で行われた。県内の親子19組53人が、自然の大切さや尾瀬の植生について理解を深めた。
鳩待峠を出発前に、同支社の中西勅裕支社長は「貴重な自然を守る取り組みをしっかり見て」とあいさつ。尾瀬山の鼻ビジターセンターでは、トイレの汚水を浄化槽で処理し湿原に流さないといった保護活動について説明を受けた。
沼田市善桂寺町の松井伸君(薄根小5年)は「昨年の尾瀬学校で学んだことを復習できて良かった。帰り道でオコジョを見られた」と楽しんでいた。母の真子さん(43)は「15年ぶりに訪れたが、多くの人に守られて今の尾瀬があることをあらためて知った」と話していた。
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