石原伸晃環境相は2日、尾瀬国立公園の尾瀬ケ原を訪れ、シカなど野生生物による植生被害の現場を視察した。石原氏は視察後、記者団に対し「想像以上に深刻な被害だった。尾瀬を広域対策のモデルケースにしたい」と述べた。 視察は、野生生物の「保護」から「管理」へ方針を転換する改正鳥獣保護法が成立したことを受け、被害が深刻化している尾瀬での運用法を探るのが目的。