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尾瀬で学んだ 成果を地図に 子どもサミット3日目
2013/08/02掲載
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尾瀬で学んだことを発表する子どもたち |
「尾瀬子どもサミット」の3日目は1日、フィールド活動で調べ学習した尾瀬の動植物や自然を守る取り組みについてまとめ、班ごとに成果を発表した。
発表会は、「尾瀬の自然を守るための工夫を学ぶ」「尾瀬の自然を学ぶ」のテーマについて、10人ずつ6班に分かれて学習したことをイラストや地図にまとめて分かりやすく紹介した。
自然を守る取り組みを調べた1班は、散策で見たシカの被害を調査するために、湿原に設置した柵や、公衆トイレで水をきれいにする合併処理浄化槽について考察。メンバーの懸川(かけがわ)怜さん(前橋清里小6年)はシカが湿原を荒らす被害を防止するために、「尾瀬の外にシカの楽園をつくって誘導したらいいと思う」と発表した。
全体の発表を聞いて、星野力斗(りきと)君(前橋荒牧小6年)は、「今回、見られなかった植物のこともよく分かった。尾瀬サミットで学んだことを、また尾瀬に来る時までしっかり覚えていたい」と話した。
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