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尾瀬守る 活動学ぶ 子どもサミット2日目
2013/08/01掲載
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尾瀬ケ原で動植物を観察する子どもたち |
尾瀬国立公園のある群馬と福島、新潟の3県の子どもたちが集う「尾瀬子どもサミット」の2日目は31日、尾瀬ケ原でフィールド活動に取り組み、湿原の動植物や、その生態系を守る取り組みを学んだ。
子どもたちは10人ずつ6班に分かれ、「尾瀬の自然を守るための工夫を学ぶ」「尾瀬の自然を学ぶ」のテーマで調査学習した。
自然保護の取り組みをテーマにした2班は、昔は歩きやすいように設置された木道が今は湿原を守る重要な役割を担っていることや、ニッコウキスゲがシカの食害を受けていることについて尾瀬保護財団の職員から説明を受けた。
竜宮小屋を経営する萩原澄夫さんへのインタビューでは、山小屋生活などを質問した。萩原さんは「歩かないと行けないし、不便だけど、おかげできれいな空気を吸える」と答えた。
2班の山口悠一朗君(中之条六合小6年)は萩原さんの話を聞き、「尾瀬が大好きで守りたいという気持ちが強いんだなと思った。できることは協力したい」と話した。
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