無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 大自然の中で友情を 尾瀬子どもサミット始まる
2013/07/31掲載
侵入防止のネットを張る山小屋関係者ら
開会式に参加した3県の子どもたち=尾瀬ロッジ

 尾瀬国立公園のある群馬と福島、新潟の3県の子どもたちが集う「尾瀬子どもサミット」が30日、片品村戸倉の尾瀬ロッジで始まった。小学5年から中学まで各県からそれぞれ20人ずつが参加。3泊4日の日程で、尾瀬の貴重な生態系や自然を守る取り組みに触れ、環境保全について考える。
 本県の参加者は同村の鳩待峠口から約1時間歩いてロッジに到着。開会式で、サミットの本部長を務める県尾瀬保全推進室の須藤雅紀室長が「尾瀬の素晴らしいところを、たくさん見つけてほしい。友情の輪を広げよう」とあいさつした。
 その後、班ごとに分かれて自己紹介し、4日間の役割分担を決めた。夕食後には尾瀬山の鼻ビジターセンターで、尾瀬のマナーや集団行動の注意点を学んだ。
 初めて尾瀬を訪れた千金楽八雲君(大泉北小5年)は「4年の時に社会の授業で勉強してから尾瀬に来たかった。どんな生き物がいるか知りたい」とやる気十分。ボランティアに興味があるという温井瑞季さん(伊勢崎宮郷中2年)は「きれいな水を守る活動を学びたい」と話した。
 2日目の31日は6班に分かれ、尾瀬ケ原などでフィールド活動を行う。