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携帯トイレの携行呼びかけ 至仏山で保全対策会議
2013/07/21掲載
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携帯トイレの携行を呼びかける関係者 |
尾瀬国立公園の至仏山(標高2228メートル)で環境保全対策に取り組む「至仏山保全対策会議」のメンバーが20日、片品村戸倉の鳩待峠と山の鼻の登山口で、入山者に携帯トイレを持つよう呼びかけた。
至仏山登山は5時間ほどの行程にトイレがなく、ここ数年は登山道脇に用を足した跡が目立っている。環境への悪影響が懸念されるため同会議が昨年から重点目標としてトイレ対策に取り組んでいる。
本県側の山小屋経営者でつくる「尾瀬保護協会」も参加し、午前5時から登山者一人一人に「携帯トイレ、持ってますか」と声を掛けた。山の鼻と山頂を結ぶ東面登山道が、植生保護と安全確保のために登り専用となっていることにも理解を求めた。
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