尾瀬関連記事
赤いリボンで 事故を防止 尾瀬国立公園
2013/04/19掲載
|
注意喚起の看板を設置する救助隊員と警備隊員 |
残雪期の尾瀬国立公園の事故を防ごうと、片品村遭難対策救助隊(隊長・千明金造村長)と沼田署谷川岳警備隊(伊藤武隊長)は18日、同村側の三つの入山口から登山道沿いに目印となる赤いリボンを付け、注意喚起の看板を設置した。
救助隊員11人と、今シーズンから新たに尾瀬、追貝(おっかい)の両駐在所に配属となった警備隊員5人が参加。「鳩待峠口―至仏山」「富士見峠口―アヤメ平―鳩待峠口」「大清水口―尾瀬沼」の3ルートに分かれ、入山者が迷わないように作業した。
救助隊の萩原博美副隊長は「ことしは雪が少ないので木道の踏み抜きに注意してほしい。天気は急変するので食料を余分に持ったり、冬山の装備などをしっかりと準備して」と呼び掛けている。
大清水口につながる国道401号は19日、鳩待峠口につながる県道は26日に冬季通行止めが解除されることから、入山者の安全を守るため実施した。
|