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尾瀬の入山分散 車両制限、来年も継続
2013/03/19掲載
尾瀬国立公園の持つ多様な魅力をゆっくり楽しむ利用への誘導を目的に、県が社会実験として取り組んでいる車両通行禁止の「大清水〜一ノ瀬間」の車両運行と鳩待峠への車両乗り入れの制限を、実験終了後の2014年以降も継続することが18日決まった。
この日、さいたま市で開かれた尾瀬の管理運営の方法などを関係者で議論する「尾瀬国立公園協議会」で了承された。
鳩待峠第1駐車場への車両乗り入れの制限は静かで落ち着いた入山口の環境整備につながることや、「大清水〜一ノ瀬間」の車両運行は回遊・宿泊型の利用が増える可能性があるとして、取り組みを継続し、関係者で議論を重ねていくことを申し合わせた。
社会実験は、回遊・宿泊型の利用促進と鳩待峠口(片品村戸倉)に一極集中する入山口の分散化を目指して、県が2011年から3カ年計画で行っている。
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