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分散化実験前に電動バス試運転 尾瀬
2012/09/12掲載
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試運転が行われた社会実験期間中に「大清水―一ノ瀬間」を結ぶ電動バス |
尾瀬国立公園の利用促進と入山口の分散化に向けた「尾瀬らしい自動車利用社会実験」(20〜23日)を前に、県は11日、車両通行禁止の「大清水―一ノ瀬間」(3・2キロ)で運行する電動バスの試験運行を行った。
大清水―一ノ瀬間を25分で結ぶ電動バスは午前6時から午後4時半まで1日14往復し、アクセス時間を短縮することで大清水口へ誘導を図る。試運転では群馬大と早稲田大が開発した電動バスを走らせ、関係者らが路面状況や歩行者への影響などを確かめた。
大清水―一ノ瀬間の旧道を利用できるようにし、鳩待峠への車両乗り入れの原則禁止も行う。電動バスは原則として予約が必要だが、空席がある便は乗車できる。問い合わせは、県尾瀬保全推進室(?027・226・2881)へ。
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