入山者に携帯トイレの携行を呼び掛け

　▽尾瀬国立公園の西端に位置する至仏山で環境保全対策に取り組む「至仏山保全対策会議」と尾瀬保護財団は11日、至仏山の登山口の鳩待峠口と山の鼻口で、入山者に携帯トイレの携行を呼び掛けた＝写真。
　▽至仏山では約７時間の登山の行程にトイレがないため、登山道脇にトイレ跡が目立つ。環境への悪影響が懸念されることから、同会議は本年度、携帯トイレを持ち登山してもらうことを重点目標に掲げている。
　▽群馬県側の山小屋経営者らでつくる「尾瀬保護協会」も賛同し、鳩待峠と山の鼻地区の山小屋で販売している。