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《尾瀬子どもサミット》自然の守り方考える 3日目発表会
2012/08/03掲載
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全体発表会で新聞紙で作ったトンボの模型を披露した4班 |
「尾瀬子どもサミット」3日目の2日、子どもたちは前日に続き尾瀬沼周辺でフィールド活動を行った後、尾瀬沼ヒュッテで全体発表会を開催。班ごとに尾瀬の生き物や自然を守るための取り組みついてまとめ、披露した。
フィールド活動で学んだ内容を基に、各班でテーマを設定。イラストや地図を交えて模造紙に書き込み、発表会で他の参加者に紹介した。
尾瀬の自然保護について発表した2班は、山小屋での食べ残しや排水の処理、湿原のシカ被害などを取り上げた。メンバーは「尾瀬の自然は壊れやすい。守るためにどうしたらいいか、考えてみてください」と呼びかけた。
4班は「尾瀬の植物の子孫の残し方」「尾瀬の動物」の2テーマで発表。ニッコウキスゲは、虫に長い期間花粉を運んでもらうために毎日一つずつ花を咲かせていることや、尾瀬沼周辺で見られる動物や昆虫を紹介した。トンボについての発表では、福島県・いわき泉小5年の仁井田知己君と太田尾島小5年の加島庸介君が新聞紙で工作した大きなトンボの模型が登場し、会場を沸かせた。模型は尾瀬沼ビジターセンターで展示してもらうことになり、2人は「うれしい。また尾瀬に来たい」と喜んでいた。
個人の観察レポートも作成。自分が興味をもった動植物についてまとめた。
サミット最終日の3日は、下山後に県庁で大沢正明知事に活動報告する。
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