尾瀬の自然について学んだ参加者

　「第６回親子で行こう　尾瀬体験エコツアー」（アサヒビール群馬支社主催）が25日、片品村の尾瀬国立公園で行われ、県内から参加した30組61人の親子が尾瀬で自然の大切さを学んだ。
　参加者は、尾瀬山の鼻ビジターセンターで、湿原を踏み荒らすと乾燥して植物が生えなくなってしまうために木道が必要なことなどを勉強。自然を守るために必要なさまざまな取り組みを頭に浮かべながら、尾瀬ケ原を散策した。
　初めて尾瀬を訪れたという田中悠君（前橋大胡小４年）は「湿原の緑がとてもきれいだった」と雄大な自然に感動した様子。母、あづみさん（40）は「今度は家族５人で来て、私がきょう習ったことを伝えたい」と話した。