尾瀬国立公園で自然保護について学び、古里を愛する心を育む「尾瀬学校」を本年度実施する予定の県内小中学校が146校、計1万1178人に上る。2008年度の開始以来、学校数、児童生徒数とも最多となる。 県が意向調査したところ、昨年度より3校、358人増える見通しとなった。5月26日から10月7日までで、小学校76校の計3968人、中学校70校の計7210人が尾瀬を訪れる。 県は尾瀬学校の予算約1億円を本年度当初予算で確保。本年度から、時間をかけてより良い環境学習に取り組んでもらおうと、尾瀬の山小屋に宿泊する学校を対象に、交通費やガイドの宿泊費などを補助する事業を県内全域に拡大した。