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尾瀬の季節幕開け ミズバショウ見ごろ 大清水湿原 ビジターセンター開所
2011/05/16掲載
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見ごろを迎えた大清水湿原のミズバショウ |
尾瀬の玄関口の一つ、片品村戸倉の大清水湿原でミズバショウが、一足先に見ごろを迎え、白くかれんな姿でハイカーや観光客らを迎えている。15日には「尾瀬山の鼻ビジターセンター」(笹原宗利所長)の開所式が行われ、山小屋関係者や尾瀬保護財団の職員ら約40人が、シーズンの幕開けを祝った。
約2ヘクタールにわたって広がる大清水湿原には、約2万株のミズバショウが群生。駐車場が近く、車いすでも通れる延べ1・3キロの木道が整備されているため、手軽に尾瀬の雰囲気を味うことができる。見ごろは25日ごろまで。
ビジターセンターの開所式は、財団常務理事の山口栄一県環境森林部長が「群馬デスティネーションキャンペーンに合わせて、尾瀬のPRに力を入れたい」とあいさつ。尾瀬ボランティアのメンバーがハーモニカとオカリナで「夏の思い出」や「ふるさと」などの曲を演奏した。
尾瀬の山開きは24日に福島県側で行われる。財団によると、今年は雪解けが遅く、尾瀬ケ原のミズバショウの見ごろは、6月上旬から中旬と例年より遅れるという。
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