無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
WEBに関する問合わせ:上毛新聞メディア事業室 TEL:027-252-8973 MAIL:webmaster@raijin.com

ミズバショウ尾瀬関連記事

 尾瀬の季節幕開け ミズバショウ見ごろ 大清水湿原 ビジターセンター開所
2011/05/16掲載
見ごろを迎えた大清水湿原のミズバショウ
見ごろを迎えた大清水湿原のミズバショウ

 尾瀬の玄関口の一つ、片品村戸倉の大清水湿原でミズバショウが、一足先に見ごろを迎え、白くかれんな姿でハイカーや観光客らを迎えている。15日には「尾瀬山の鼻ビジターセンター」(笹原宗利所長)の開所式が行われ、山小屋関係者や尾瀬保護財団の職員ら約40人が、シーズンの幕開けを祝った。

 約2ヘクタールにわたって広がる大清水湿原には、約2万株のミズバショウが群生。駐車場が近く、車いすでも通れる延べ1・3キロの木道が整備されているため、手軽に尾瀬の雰囲気を味うことができる。見ごろは25日ごろまで。
 ビジターセンターの開所式は、財団常務理事の山口栄一県環境森林部長が「群馬デスティネーションキャンペーンに合わせて、尾瀬のPRに力を入れたい」とあいさつ。尾瀬ボランティアのメンバーがハーモニカとオカリナで「夏の思い出」や「ふるさと」などの曲を演奏した。
 尾瀬の山開きは24日に福島県側で行われる。財団によると、今年は雪解けが遅く、尾瀬ケ原のミズバショウの見ごろは、6月上旬から中旬と例年より遅れるという。