「尾瀬の郷親善大使」の演奏に聴き入る被災者

　「尾瀬の郷親善大使」でホルン奏者の月原義行さん（45）＝埼玉県狭山市＝とファゴット奏者の松本和人さん（48）＝千葉県習志野市＝が、福島県南相馬市の被災者を受け入れている片品村を訪れ、演奏会を開いた。
　２人は村内で活動する花咲アルプホルンクラブ（星野錦作代表）の演奏指導をしている縁から親善大使に任命されている。
　片品にも福島にもゆかりの深い尾瀬を歌った「夏の思い出」や、「ふるさと」など７曲を演奏。優しい音色に聞き入る被災者に、松本さんは「少しの時間でも楽しんでもらえてよかった」と話した。