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理科への関心深めて 尾瀬高でフォーラム 研究発表や料理体験 沼田
2010/11/23掲載
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来場者に調査結果を分かりやすく説明 |
小学生から大人までの理科好きが集まる「第6回尾瀬サイエンス・フォーラム」が21日、沼田市の尾瀬高(荒木崇校長)で開かれ、自然環境科の生徒による研究発表やアウトドア用の調理器具を使った料理体験などが行われ、参加者が交流を深めた。
フォーラムは理科離れを防ぐため、理科好きの仲間が世代を超えて交流し、理科や環境学習への関心を深めてもらおうと2005年から開いている。
今回、尾瀬高の生徒は尾瀬ケ原や武尊山での最新の調査結果を発表。ニホンジカの採食場所が季節ごとに異なることや積雪が深いとササの背丈が高いことなどを来場者にわかりやすく説明した。
生徒が校内で育てたダイコンやハクサイを来場者と一緒にアウトドア用品で料理する体験、片品北小の児童による研究発表なども行われた。尾瀬高の松井孝夫教諭は「さまざまな世代の人と交流することで視野が広がり、コミュニケーション能力も高まる」と意義を語った。
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