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尾瀬認定ガイド協議会が特別賞 第6回エコツーリズム大賞 PR活動や地元雇用評価
2010/09/22掲載
尾瀬国立公園のガイドの認定を行う尾瀬認定ガイド協議会(塩田政一会長)が「第6回エコツーリズム大賞」の特別賞を受賞した。25日に都内で表彰式が行われる。
同協議会は県や片品村などの関係自治体、自然保護団体、ガイド事業者が2008年5月に設立。「尾瀬自然ガイド」と「尾瀬登山ガイド」の2種類の認定を実施している。今回はエコツーリズム推進に不可欠なガイド活用のPRや地元雇用の創出、宿泊業などとの連携が評価された。
尾瀬利用者のガイド依頼率は03年の8%から09年には18%に増加。10年7月現在の認定ガイド登録者は145人で7割を地元在住者が占める。塩田会長は「受賞はうれしいが、まだ始まったばかり。多くの人に認定ガイドを知ってもらい、安全に尾瀬を楽しんでほしい」と話した。
環境省は05年からエコツーリズムを実践する地域や事業者の取り組みを「エコツーリズム大賞」として表彰している。
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