“子供たちは観察リーダーとともに尾瀬沼を訪れるハイカーを調査

　小中学校教諭の初任者研修が４日、尾瀬国立公園の尾瀬ケ原で行われ、約１２０人が尾瀬の自然を学んだ。
　研修は教師として必要な資質や指導力を高めるため県教委が実施。「尾瀬学校」の開校に合わせ２００８年からは尾瀬での研修も行っている。
　今回は尾瀬ぷらり館（片品村戸倉）で尾瀬の自然や成り立ちについて学んだ後、10人ずつの班に分かれ、尾瀬ケ原を散策。同行したガイドからは休憩のタイミングや観察ポイントなどを学び、子供を尾瀬に引率した際の注意点をメモしていた。
　初めて尾瀬を訪れる参加者も多く、「群馬の素晴らしい場所として、尾瀬を子供たちに紹介したい」と話していた。