県内は20日、夏空が広がり、伊勢崎で全国1位の最高気温38.0度を観測したほか、前橋など6地点で35度以上の「猛暑日」を記録。平野部の厳しい暑さとは対照的に尾瀬国立公園ではさわやかな風が吹き抜け、短い夏の到来を告げるニッコウキスゲが見ごろを迎えている。 尾瀬国立公園の尾瀬沼近くの大江湿原ではニッコウキスゲの大群落が広がり、辺り一面黄色のじゅうたんを敷きつめたよう=写真。今年は春の天候不順の影響で発育が心配されたが、ほぼ例年通りに開花。全国から訪れたハイカーを楽しませている。見ごろは今週末まで。