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山開き前に安全祈願 十二山神祭で関係者30人 片品
2010/05/14掲載
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山の安全を祈願した十二山神祭 |
本格的な登山シーズンを前に尾瀬入山者の安全を願う十二山神祭が12日、片品村戸倉の大清水登山口の十二山神社で開かれた。
山の神をまつる同神社は、1814年に山仕事の安全を願う地元有志が尾瀬戸倉山林内に建立。1996年に現在地へ移された。
祈願祭には林業関係者や消防団、地元住民ら約30人が参加。神主による祝詞が奉納された後、参加者が玉ぐしをささげ、山の安全を祈願。尾瀬林業戸倉支社の関根進支社長が「尾瀬を訪れる人たちが安全に自然を楽しんでほしい」とあいさつした。
尾瀬の山開きは21日。今年は寒い日が多く、雪も例年に比べて多かった。大清水湿原のミズバショウも1週間ほど開花が遅れ、ちょうど見ごろを迎えている。
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