尾瀬ケ原は晩秋を迎え、一面が茶褐色に染まっている。湿原の植物が枯れ小麦色に輝く草(くさ)紅葉(もみじ)が、気温低下とともに変色。シーズンの疲れを癒やすように静かな雰囲気に包まれている。 夏場多くのハイカーでにぎわった山小屋は11月3日ですべて営業を終了。まもなく雪に覆われ、尾瀬は来春まで長い眠りにつく。