尾瀬国立公園の尾瀬ケ原を挟むようにそびえる燧ケ岳(ひうちがたけ)(標高2356メートル)と至仏山(同2228メートル)で11日、初冠雪が観測された。草紅葉(もみじ)の尾瀬ケ原を散策するハイカーは、山頂部がうっすらと雪化粧した燧ケ岳の景色も満喫しながら木道を歩いた。 燧ケ岳を登山した山岳ガイドによると、山頂の積雪は2センチほど。三重県から来たハイカーの女性(47)は「草紅葉と初冠雪を同時に見ることができて最高。山小屋に1泊して、明日(12日)は至仏山に登ります」と話していた。