尾瀬関連記事
山の安全願い十二山神祭 尾瀬・山ノ鼻
2009/09/15掲載
|
山の安全を祈願した十二山神祭 |
尾瀬入山者の安全を願う十二山神祭が12日、片品村戸倉の尾瀬国立公園山ノ鼻地区で開かれ、山小屋関係者やハイカーら30人が、シーズン中の無事を願った。
同地区には、昭和初期に山の神様(十二様)を祭る石碑があったが、その後、所在が分からなくなってしまったため、2000年に山小屋関係者らが新たな石碑を建立。以後毎年9月12日に祭りを開いている。
あいにくの雨模様だったが、神事では氏子を代表して山の鼻小屋主人の萩原照夫さん(59)が「山の神様に感謝し、シーズン中の安全を願いたい」とあいさつ。参加者は次々に玉ぐしをささげて安全を祈願し、一般ハイカーにはつきたての餅もちやマイタケ汁、赤飯などが振る舞われた。
|