無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 尾瀬の自然に触れて 親子で体験エコツアー 湿原や植物を観察 片品
2009/08/05掲載
自然解説員(右)の案内で湿原を観察する参加者
自然解説員(右)の案内で湿原を観察する参加者

 尾瀬の自然に触れてもらおうと、片品村戸倉の尾瀬国立公園で4日、「尾瀬体験エコツアー」が行われ、県内の親子32人が尾瀬ケ原の湿原や植物を観察した。
 エコツアーは、アサヒビール群馬支社(前橋市大手町、杉山寿支社長)が、地域貢献活動の一環として、多くの人に尾瀬の環境保護について学んでもらおうと今年初めて開催。7月23日と合わせて2日間行い、小学校4〜6年生とその親の計66人が参加した。
 参加者は、自然解説員の案内で、鳩待峠から尾瀬ケ原の牛首分岐までを散策。途中、山の鼻ビジターセンターで湿原の仕組みや保護活動などを学んだ。
 尾瀬ケ原では、食虫植物のモウセンゴケや、池塘(ちとう)に浮かぶヒツジグサなどを観察。休憩所では、雄大な風景を眺めながら昼食を楽しんだ。
 お母さんと参加した前橋市西片貝町の吉田菜那子さん(9)は「広くて気持ちいい。湿原にいたハッチョウトンボがかわいかった」と笑顔で語った。