無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 新任教員が尾瀬を散策 研修で自然保護学ぶ 片品で83人
2009/07/31掲載
ガイド(右)の自然解説に熱心に聞き入る新任教員
ガイド(右)の自然解説に熱心に聞き入る新任教員

 今春採用された小中学校の教員を対象にした「尾瀬自然体験研修」が30日、片品村戸倉の尾瀬国立公園で開かれ、小学校教員83人が尾瀬ケ原を散策した。
 県総合教育センター(橋本正男所長)が取り組んでいる初任者研修制度の一環。県が実施している「尾瀬学校」に合わせて実施しており、今年で2年目。本年度は3回行い、県内の小中学校から計240人が参加する予定。
 初回となるこの日は、参加者が八つの班に分かれ、鳩待峠から尾瀬ケ原を散策した。湿原に広がる食虫植物のモウセンゴケなど貴重な植生を観察したほか、トイレなどの汚水を高機能浄化槽で処理している取り組みなど、自然環境の保全対策も学んだ。
 参加した館林第五小教員の長南美穂さん(23)は「想像以上にたくさんの植物があり、自然を守るためにいろんな取り組みがなされている」などと感心していた。