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尾瀬の電力供給学ぶ 自然保護実践や観察、ハイクも 子どもサミット2日目
2009/07/30掲載
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東電小屋の太陽光発電設備を見学する子供たち |
本県と福島、新潟の小中学生60人が参加している「尾瀬子どもサミット」2日目の29日、子供たちは六つの班に分かれ、早朝から尾瀬ケ原周辺での自然保護活動や動植物の観察、平滑(ひらなめ)ノ滝までのハイキングを行った。
自然保護活動をテーマにフィールド活動に向かった二つの班は、木道沿いのごみを拾いながら東電小屋までの往復約10キロを7時間近くかけて歩いた。途中の竜宮では山小屋に設置されている発電機設備を、東電小屋では太陽光発電設備をそれぞれ見学し、電線が設置されていない地域での電力の供給手段を学んだ。
武者尚弥君(草津中1年)は「太陽光発電の設備は想像以上の大きさで驚いた。尾瀬にも意外と小さなごみが落ちていることに気が付いた」と話した。
動植物を観察した三つの班は尾瀬ケ原周辺を歩き、ニッコウキスゲやヒツジグサなどの植物を観察。雨天のため、アヤメ平から平滑ノ滝に行き先を変更したハイキング班は往復約16キロを歩き、尾瀬の雄大な自然を満喫していた。
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