尾瀬の体験をまとめた壁新聞を掲示する実行委員会の４人

　東吾妻町東中学校（斎木喜良校長）の１年生17人が、今月９日に参加した「尾瀬学校」の体験を壁新聞にまとめ、７月６日まで同町役場東支所で展示している。「珍しい植物がみられた」「自然環境を守っていきたい」など、生徒の素直な感想がイラストとともにつづられ、訪れた住民らが興味深そうに読んでいる。
　尾瀬学校は、県が昨年度から、県内小中学校を対象に実施している事業。同中学の１年生は今月９日に片品村戸倉の鳩待峠から入山し、ガイドの案内で尾瀬ケ原などを散策して自然環境について学んだ。
　生徒はこの体験を１人につき１枚の壁新聞にまとめ、地域の人に知ってもらおうと展示会を企画した。
　飯塚敏彰君ら、同中学の尾瀬学校実行委員会のメンバー４人が25日、同支所を訪れて壁新聞を掲示。担任の都筑和久教諭は「生徒はみんな熱心で、尾瀬学校はとてもいい経験になったと思う。一生懸命作った新聞を見てほしい」と話している。