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風に揺れる“白波” 尾瀬ケ原のワタスゲ
2009/06/26掲載
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白いワタスゲの群落が見ごろを迎えている |
尾瀬国立公園の尾瀬ケ原(標高1400メートル)で、白いワタスゲの群落が見ごろを迎えている。
ワタスゲは、尾瀬ケ原や尾瀬沼近くの湿原に群生。黄色い花が終わると、白い綿毛に包まれた果穂を形成する。初夏の日差しを浴びて輝き、風が通るたびに揺れる光景は、まるで白い波のよう。
朱色のレンゲツツジやピンク色のヒメシャクナゲなどとともに、ミズバショウが終わった湿原に彩りを添えている。
尾瀬保護財団によると、ワタスゲの見ごろは7月上旬ごろまで続き、その後はニッコウキスゲに主役をバトンタッチする。
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