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「ごみ持ち帰り」訴え 県と片品村環境省など尾瀬でハイカーに
2009/06/07掲載
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ごみの持ち帰りを呼び掛ける参加者 |
自然環境保護のシンボル、尾瀬で環境意識を高めてもらおうと、県は6日、環境省、片品村、東京電力などと協力して、同村の鳩待峠入山口と大清水登山口で「ごみ持ち帰り運動」を展開した。ハイカーにごみ袋や吸い殻入れを配布、ごみ持ち帰りへの協力を訴えた。
「ごみ持ち帰り運動」は、財団法人国立公園協会のモデル事業として1972年に尾瀬でスタート。以来毎年行われ、今回で38回目。この日は尾瀬で見られる草花の開花状況などの情報提供も行った。
参加したのは12団体51人で、午前6時半に鳩待峠と大清水登山口に集合。用意したごみ袋1100枚と吸い殻入れ500個を入山者に配布した。
県は尾瀬国立公園内の施設にポスターを掲示するなどして、年間を通じてごみ持ち帰り運動を周知していく。
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