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豊かな緑を次代へ 沼田で県植樹祭
2009/05/24掲載
「その緑 未来へおくる 宝物」をテーマに、第六十三回県植樹祭(県など主催)が二十三日、沼田市上発知町のサラダパークぬまたで開かれ、市民ら約千四百人がオオヤマザクラやコブシ、ドウダンツツジなど約七百本を植樹した。
植樹祭は戦争で荒廃した山に緑を取り戻そうと、一九四六年に桐生市で初めて開催して以来、毎年各市町村持ち回りで開かれている。
式典には大沢正明知事や星野已喜雄沼田市長らが出席。緑化功労者らの表彰が行われたほか、尾瀬高校の生徒や沼田市緑の少年団団員が、「自然の素晴らしさを伝えたい」「宝物である自然を守り、未来へつなげます」などのメッセージを披露した。また、来年の開催地である高崎市の小学生らと苗木を交換、環境保護への思いを引き継いだ。
式典後、参加者は会場内に苗木を植樹。苗木の根元にスコップで土をかけながら、豊かな緑を守り育てていく決意を新たにした。
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