無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
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 ミズバショウ登山者迎える 尾瀬で山開き
2009/05/21掲載
残雪の至仏山をバックにかれんなミズバショウがハイカーを迎えている
残雪の至仏山をバックにかれんなミズバショウがハイカーを迎えている

 尾瀬の山開き(尾瀬山小屋組合主催)が二十日、福島県桧枝岐村の御池登山口で行われ、尾瀬国立公園の本格的な入山シーズンが開幕した=写真。式典には片品村の千明金造村長ら三百人が出席。尾瀬山小屋組合の白石光孝組合長が「多くの人が尾瀬を訪れ、自然の尊さを学び楽しんでほしい」と式辞を述べた。
 尾瀬ケ原(標高一、四〇〇メートル)はミズバショウやリュウキンカが見ごろを迎え、イワツバメは山小屋の軒下で巣作りに専念。木道にはシーズンを待ちかねた登山客のほか、生鮮食料品などを背負って山小屋に向かう歩荷(ぼっか)の姿もあった。
 この日は、大沢正明知事も尾瀬ケ原を訪れ、尾瀬保護財団職員の案内で木道の破損状況やシカの掘り返し状況などを視察した。
 尾瀬山小屋組合によると今年は例年と比べて雪が少なく、ミズバショウの開花は早め。穏やかな日が続けば六月上旬まで見ごろが続くと予想している。