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 玄関口強化へ改修 みなかみ 関連機関集め拠点に 上毛高原駅前広域観光センター
2009/05/10掲載

 みなかみ町は本年度、同町月夜野の上越新幹線上毛高原駅前の利根沼田広域観光センターをリニューアルする。二階に町観光商工課と町商工会事務所の一部を移転、一階の町観光まちづくり協会と連携し、一元的な観光振興を図る。これを機に駅前広場改修や駐車場設置など駅周辺整備も進め、尾瀬や谷川岳の玄関口にふさわしい機能的な観光拠点とする計画だ。
 今年に入り、二階を所有しているプリンスホテルが町に寄付を申し出た。以前から同駅周辺の活性化などを模索していた町は、国の二〇〇八年度第二次補正予算で交付された臨時交付金を活用して、リニューアルすることにした。
 二階は床面積約千十平方メートル。改修後、町と商工会の事務スペースのほか、会議やイベントなど多目的に活用する。近く町議や商工会員、同協会会員らで検討委員会を組織。具体的な利用方法などを話し合いながら設計を進め、来年二月ごろまでに改修を終了。来年度には入居する予定。
 町内観光地の入り込み客が減少傾向にある中、旧三町村の中央に位置する同センターに関連部門を集約、観光振興を強化する。
 駅前広場改修や駐車場整備では、県やJRに協力を求める。町観光商工課は「上毛高原駅周辺の活性化は長年の懸案。リニューアルを機に活性化を軌道に乗せたい」と期待している。
 観光センターは一九八二年、観光客への宿泊案内、土産販売、食事提供などを目的にコクド(現プリンスホテル)などが建設。当初、十二店舗がテナントに入ったが、現在は土産販売の三店舗と同協会が利用しているだけで、二階はまったく使われていない。