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 松浦さん(尾瀬高)が参加 あすから韓国 尾瀬の魅力など紹介 子どもラムサールCOP
2008/10/25掲載
「尾瀬の魅力をみんなに伝えたい」と語る松浦さん
「尾瀬の魅力をみんなに伝えたい」と語る松浦さん

 韓国・昌原(チャンウォン)市で二十六日から開かれる「子どもラムサールCOP」に、本県から尾瀬高校自然環境科二年の松浦あすみさん(17)が、日本代表団(十八人)のメンバーとして参加する。十カ国の小中高校生約六十人が湿地をテーマに意見交換するほか、二十八日にはラムサール条約第十回締約国会議の開会式で湿地に関するメッセージを発表する予定だ。
 松浦さんは「尾瀬は季節ごとにいろんな自然を体験できる。そうした魅力を多くの人に伝えたい。ごみ持ち帰り運動などの歴史も紹介したい」と話している。
 子どもラムサールCOPは、尾瀬など国際的に重要な湿地について現状や保全などを話し合う締約国会議のサブイベント。三年前のウガンダに続いて二度目の開催で、本県からは松浦さんが初めて参加する。
 松浦さんは片品村出身。小中学校のころから授業で尾瀬に何度も訪れており、高校進学後も尾瀬の観察を続け、尾瀬に訪れる小中学生の案内にも取り組む。国内の「KODOMOラムサール子ども湿地交流」に四回参加し、尾瀬をテーマにした意見発表が評価され、代表団に選ばれた。
 期間は五日間で、各国代表が地元の湿地についての現状や課題、魅力を発表。韓国の湿地「ウーポ沼」の見学や地元の子供たちとの交流会も予定されている。