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全国の山岳ガイド集合 尾瀬での遭難対応など学ぶ 片品
2008/10/22掲載
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山岳ガイドが集まった集会 |
日本山岳ガイド協会(谷垣禎一会長)の「尾瀬自然ふれあい集会」が二十日から三日間、片品村戸倉のホテルで開かれており、全国のガイド団体代表者六十人が意見交換を行っている。
同協会は全国の山岳ガイド三十三団体八百五十人で構成。集会は遭難時の対応などの情報を交換、ガイド活動に反映させていくのが狙い。尾瀬国立公園の誕生を機に、片品村で初めて開いた。
二十一日は、沼田警察署谷川岳警備隊の小暮茂樹隊長(45)が尾瀬をメーンに山岳遭難時の対応について講演。尾瀬の遭難事故について説明し、残雪期の遭難時に発見されやすい方法などをアドバイス。「通報時には、視界の見通しや、詳しい天候の状況も伝えてほしい」などと話した。
また、環境省関東地方環境事務所の関根達郎統括官が、尾瀬国立公園の概要について基調講演した。
二十二日には、記念植樹などが行われる。
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