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尾瀬学習の成果発表 43人が発見、感動紹介 片品北小
2008/09/18掲載
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児童による尾瀬学習の発表会 |
片品村の北小学校(青木美穂子校長)は十七日、尾瀬学習発表会を同校体育館で開いた。学習に取り組んだ三―六年生四十三人が、保護者や地域のお年寄りらを前に尾瀬で発見したことや感動したことなどを紹介した。
尾瀬学習は、同校が二〇〇一年度から取り組んでいる。地元尾瀬の自然環境に触れることで郷土の自然を愛する心をはぐくもうと毎年実施しており、今年は七月に行った。
引率や学習指導には、保護者や尾瀬高校自然環境科、東京電力環境保全スタッフらが毎年協力している。
発表会はテーマごとに十七班に分かれて観察結果を発表。尾瀬の草花や野鳥、水生植物、樹木、水質のほか、尾瀬の成り立ちや入山者のマナーなどを、クイズやイラスト、模型、写真を使って分かりやすく説明した。
児童は「尾瀬沼と尾瀬ケ原の生き物の違いが分かった」「自宅の庭で木を育ててみたくなった」など、学習での感想も発表。来場者からは「よく調べている。絵や写真を使って分かりやすかった」などと、発表の充実ぶりに感心する声が聞かれた。
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