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 演劇で村活性化を 来月 住民がスクール再開 尾瀬の郷片品村オゾンシアター
2008/06/06掲載
昨年12月に片品村で行われた演劇スクールの公演
昨年12月に片品村で行われた
演劇スクールの公演
 昨年度末で閉校した片品村の演劇スクールの取り組みを継続させようと、同村の住民有志を中心にした新しい演劇スクール「尾瀬の郷片品村『オゾンシアター』」が発足した。演劇経験の有無や年齢を問わず団員を募集し、七月五日の開講を目指している。初代代表を務める林欣一さん(63)は「多くの人たちがかかわることのできる演劇スクールにして、村の活性化につなげたい」と意気込んでいる。

 片品村は、村内での長期滞在や定住促進を目的に、二〇〇六年度に演劇スクール「尾瀬の郷オゾン・シアター」を設立。都内劇団の演出家を講師に、村内外から団員を募集。年末に村内で公演を行い、成果を披露してきた。昨年度は、村の尾瀬国立公園誕生記念事業として開催。公演では、会場の同村文化センターが満員になる盛況だった。
 新演劇スクールは、こうした二年間の活動にかかわった団員やスタッフの間から「せっかく実を結んだ演劇の灯を消したくない」「自分たちだけでも続けたい」と継続を求める声があがっていた。
 演目は、過去二年間と同じイギリスの小説家、チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」。「片品版」に脚色した内容を、演劇企画・JOKO所属の演出家、河田園子さんらが演出する。
 スクールは全十六回。同村文化センターを拠点に原則土曜日に行う。募集は一般二十五人と児童生徒を数人。受講料は一般一万円、高校生五千円、中学生三千円、小学生二千円。希望者は二十日までに申し込む。
 問い合わせは、同シアター代表、林さん方(電話0278・58・3095)へ。