尾瀬関連記事「尾瀬の季節」間近 山の鼻ビジターセンターが開所 職員増員、機能充実へ
2008/05/12掲載
式で同財団の笛田浩行事務局長は「職員を十人に増やし、尾瀬の情報収集支援とともに、自然保護を通じた適正利用に努めたい」とあいさつ。本年度は展示内容のリニューアルを行うなど、機能の充実を図っていくことを紹介した。 また、チェコ出身で群馬交響楽団フルート奏者のパヴェル・フォルティンさんの記念演奏会がレクチャールームで開かれ、「夏の思い出」など五曲が披露された。 同センターの開所式は本格シーズンを前に行われ、今回は尾瀬国立公園が誕生して初。今シーズンは県内の小中学生を対象にした尾瀬学校や、自然公園ふれあい全国大会などが計画され、入山者の増加が予想されている。同センターは、尾瀬の自然を紹介する展示や観察会のほか、開花や登山道の状況など、ハイカーには欠かせない現地情報を提供している。 同センターのある山ノ鼻地区は同日、およそ一メートルの積雪で、早朝にも降雪があった。同センターは、ミズバショウの見ごろは五月下旬ごろからと予想している。 |