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 尾瀬の四季36点 前橋の唐沢さん カレンダー原画展示 伊勢崎
2008/01/12掲載
尾瀬の四季を描いた淡彩画でカレンダーを
作製した唐沢さん
 尾瀬を描き続けている前橋市上小出町の唐沢恭二さん(78)の「尾瀬の風景カレンダー原画展」が十一日、伊勢崎市喜多町の三光堂ギャラリー彩で始まった。四季折々の尾瀬をスケッチした三十六点が展示され、訪れた人たちを楽しませている。十四日まで。
 唐沢さんは一九二九年、中之条町生まれ。前橋営林局に勤務する傍ら、美術サークルに所属するなどして絵画を学んだ。現在は前橋市内で淡彩画教室を主宰している。
 唐沢さんは三十年以上、尾瀬を題材にしている。これまでに描いたスケッチを基に、今年初めて「尾瀬の風景カレンダー」を作製。今回はカレンダーの原画を中心に紹介している。
 会場には、花が咲き乱れた初夏や雪景色が美しい冬など、季節ごとのさまざまな表情が淡彩画ならではの柔らかいタッチで描かれている。
 唐沢さんは「人々があまり入らない冬の尾瀬の魅力もぜひ知ってほしい」と話している。