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 尾瀬解説の情報共有 山岳ガイド、山小屋、関係企業… 初の合同研修会 片品
2007/12/18掲載
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尾瀬関係者が集まって開かれた合同研修会 |
尾瀬国立公園の自然解説をより充実させようと、合同研修会(東京電力、尾瀬林業、片品山岳ガイド協会共催)が十七日、片品村戸倉の尾瀬資料館で開かれ、山岳ガイドなど地元関係者ら四十人が参加した。尾瀬は今年八月に日光国立公園から分離・独立。ハイカーの増加が予想される来シーズンの幕開けに向けて連携を深めるのが狙い。尾瀬に直接携わる関係者が、一堂に会して意見交換するのは初めて。
参加したのは、尾瀬の土地四割を所有する東京電力と山小屋や木道整備を手掛ける尾瀬林業、片品山岳ガイド協会で、いずれも日常的に尾瀬の自然解説に取り組んでいる。
合同研修会では、同協会の松浦和男会長と塩田政一事務局長が尾瀬の歴史やガイドに求められるものなどをテーマに解説した。
松浦さんは、戦後になって一気にハイカーが増えたことや思い出話を紹介。「昔は木道が狭くて、じゃんけんをして道を譲り合った。ごみ箱が山になっていたこともあったが、今は驚くほど入山者のマナーがよくなった」などと懐かしそうに語った。
塩田さんは二十、二十一日に関西で開催するガイダンスに触れ、安全対策や時間の管理など、尾瀬観察での山岳ガイドの必要性を強調した。
続いて東京電力尾瀬保護活動担当の竹内純子さんが、浄化槽を備えた公衆トイレや入山口に種子落としマットの設置など、自然保護への取り組みを紹介した。
参加者からは「木道の整備にかかる費用はいくらか」「ガイドへの多い質問は」などの質問が出され、意見交換した。
合同研修会は十八日も行われる。
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