無限の表情 尽きせぬ魅力 尾瀬国立公園
WEBに関する問合わせ:上毛新聞メディア事業部 TEL:027-252-8973 MAIL:webmaster@raijin.com

ミズバショウ尾瀬関連記事

 尾瀬の木道からかるたできた 東電が県社協に寄贈
2007/12/06掲載
平出支店長(右)から目録を受け取る宮下会長
 次世代への郷土愛、地域文化の振興に貢献しようと、東京電力群馬支店(平出信人支店長)は五日、前橋市の県社会福祉総合センターを訪れ、尾瀬に設置していた古い木道を活用した「尾瀬の木道エコペーパー」で作製した上毛かるた(百五十セット)を、県社会福祉協議会(宮下智満会長)に贈った。
 贈呈式で平出支店長は「尾瀬という群馬の宝を守るにあたって使われた木道。上毛かるたという同じ群馬の宝とうまく合体することになる」とあいさつ。目録を受け取った宮下会長は「本県の子供たちは上毛かるたとともに育つ。かるたが木道からできたということは素晴らしい」と感謝を述べた。
 東電によると、これまで老朽化した木道は産業廃棄物として焼却処分してきたが、再生紙として利用し自然環境保全の取り組みにつなげようと検討。こうした活動の一環として、文化振興への貢献と環境教育の実践のため、上毛かるたの材料にしてもらった。
 かるたは、県社協を通じて県内の小中学校や児童養護施設に贈られる。