尾瀬関連記事国立公園誕生祝う 片品の演劇スクール 「オゾン・シアター」公演
2007/12/03掲載
同スクールは村が長期滞在者促進事業の一環として昨年度から始めた。本年度は尾瀬の国立公園単独化をテーマに、多彩な役作りに対応するため、年齢制限も小学生以上に広げて団員を募集した。 脚本は、昨年と同じ「クリスマスキャロル」に、尾瀬とのかかわりを持たせたのが特色。金もうけに執着する主人公スクルージが、尾瀬の水、花、山の精霊に導かれ、温かい人間らしさを取り戻していく物語。尾瀬の植生を全国に知らしめた植物学者、故武田久吉氏が登場したほか、ラストには片品村や片品山岳ガイド協会、山小屋関係者ら実在の尾瀬関係者二十人が舞台に登場。「夏の思い出」を合唱して、フィナーレを盛り上げた。 |