尾瀬関連記事片品の演劇スクール「オゾン・シアター」 本番へ稽古に熱 小学生から60代26人出演 尾瀬国立公園 1日に誕生記念公演
2007/11/28掲載
同スクールは昨年度、村が長期滞在者促進事業の一環として、団塊世代の移住促進や地域振興につなげようとスタートした。二期目の本年度は、尾瀬の国立公園単独化をテーマに実施。多彩な役作りに対応するため、年齢制限も小学生以上に設定して募集した。 脚本は、昨年と同じ「クリスマス・キャロル」に、尾瀬とのかかわりを持たせたのが特色。尾瀬の植生を全国に知らしめた植物学者、武田久吉氏や尾瀬の自然「水、花、山」の精霊のほか、実在の山小屋など尾瀬関係者らも出演し、公演を盛り上げる。 スクールは、八月に開校。週一回のペースで稽けい古こを重ねてきた。団員の半数が一期目経験者のため、役作りがスムーズに進んでいる。 昨年から演出を担当している河田園子さん(演劇企画JOKO)は「最初は緊張していた初心者の団員も、真剣な稽古が実り、役作りも順調。多くの人に見に来てほしい」と呼び掛けている。 入場料は一般千円。中学生以下は無料。問い合わせは、同村むらづくり観光課(電話0278・58・2112)へ。 |