尾瀬関連記事埋設ごみ撤去終了 22日にヘリで搬出 空き缶、瓶など75袋 尾瀬
2007/10/12掲載
埋設ごみは昭和四十年代のものとみられ、排出者の特定はできていないという。 昨年の作業では一〇・七トンが撤去されたが、現場がくぼ地になっていて、水の流れ込みや木の根が複雑に絡み合っているため、ごみが完全に取り除かれたか確認が困難だった。水位が低くなった今年九月、再び関係者が現場を調査し、取り残しがあることが分かった。 撤去作業はすべて人力で行い、くま手を使ってごみを掘り出した後、付着した土を水で洗い落としながら可燃ごみと不燃ごみに分別して袋に詰めた。 環境省などによると、木の根に絡み合って撤去できないごみが一部あったものの、作業はこの日で終了。今後別の場所で埋設ごみが見つかった場合、随時連携して撤去していくことにしている。 |